「一年生になったら、一年生になったら、友達100人できるかな〜」
この歌は幼少期に「友達多い=善」を叩き込むという洗脳ソングである。
友達100人なんていらないよ。大変だからやめとけって。
ということで第三回「ブラックぼっち論」のテーマは友達減らせ!です。
友達多い人の怠惰な1日
ここで友達が100人いるA君の1日を見てみよう。
彼は友達が多いが普通のリーマンである。
まず朝起きて、チェックするのはLINE、Facebook、Twitterだ。仕事の空き時間も当然チェック。なんてったって友達が100人もいるのだ。チェックするのも大変だ。
もちろん彼自身、リア充アピールに余念がない。スタバに行ったら、買ったばかりのMacBookを広げ、キャラメルフラペチーノを片手に自撮り、Instagramにアップする。
仕事が終わるといつも友達からの誘いがある。毎日が誘惑だ。
飯行かない?カラオケどう?飲み会は?
そんな誘惑に負けてしまい、毎晩仕事の愚痴を肴に酒を飲む。
馬鹿騒ぎして、享楽に浸る。彼にとって1日で最高の瞬間だ。
飲み代は少ない給料の中からひねり出す。友達と遊んでばかりいるので家計は常に火の車だ。
酔っ払って家に帰り、そのまま何もすることなく床に着く。大イビキをかきながら熟睡。
そしてまた昨日と同じ朝が来るのだ。
君は気づいているか?
この非生産的な日常を。
自分を成長させる時間をなくせば、家畜のまま死んでいく人生だ。
T型フォード人間
A君は流行を追っかけ、洗脳され、時代に量産された典型的な人間である。
車よろしく、大量に作られる。作られた車に違いはない。どれも変わらず、個性などない。
まさにT型フォードのような人間である。
彼らにも利点はある。それはA君の代わりは誰でもいるということだ。A君が死んで悲しむのは、両親だけである。
A君が死んでも社会はまたT型フォード人間を作ればいいだけだ。
T型フォード人間はFacebook社と居酒屋チェーン店に莫大な利益をもたらし、会社に家畜のように扱われる。社会にとってはなくてはならない存在だ。
そう、既得権益者はT型フォード人間に感謝している。きっとこう思っているに違いない。「時代に流されてくれてありがとよ。」
友達減らして脱家畜
T型フォード人間からの脱却するためには、まず友達を減らすことだ。
友達を減らす利点は数え切れない。
- お金が貯まる
- 時間が増える
- 愚痴や妬みなどのダークサイドと付き合わなくてすむ
- 気を使わなくてすむ
- 時代に流されず、自分の道を進める
- 他人と比較することがなくなる
まず友達を減らして、時間を作る。これが先決だ。
人生は有限だ。君は残りの寿命をFacebookと飲み会で溶かしてもいいのか?
正直、この2つから解放されるだけでも、かなりの時間が作れると思う。
そしたら後はひたすら自己投資。自分を成長させるために時間を使うのだ。
言ってしまえば勉強である。
1日1時間でもいい。とにかく続けるのだ。
社会人になると、勉強しなくなる人が多すぎる。だからこそ、勉強すれば優位に立てるのだ。
英会話、プログラミング、読書、なんでもいい。とにかくやるのだ。
数年後にはT型フォード人間とは天地の差が生まれている。
勉強している人間というのは、会話するだけでわかるものだ。語彙が違う。その匂いはT型フォード人間にはわからない。一方、勉強している人間同士ならどことなくわかるのだ。
実力がついたら君は運命に抵抗できる。自由になれる可能性を手にすることができる。あくまで可能性だ。ようやくスタートラインに立ったということだ。
一方、T型フォード人間はあなたが成長しているとは知らず、いつもと同じように酒を飲む。墓場行くまで無限ループ。
ぼっちになろう
さぁ、友達減らして、勉強だ!
慣れないうちは辛いかもしれない。でもこの世はトレードオフなんだ。この苦痛と仲良くなれなきゃ、一生、T型フォード人間だ。
慣れてしまえば、問題ない。友達は少なく、濃密にだ。
勇気を持って友達減らせ。最初は辛いかもしれないが、やがて孤独が君を救うだろう。
「この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ!」by一休
孤独をためらうな。迷わず行けよ。