人生の正しい逃げ方を考えよう

逃げよう

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追い詰められた時、苦しい時、どうしようもない時は逃げたいよね。

でも逃げ方なんて学校じゃ教えてくれない。自分でやってみるしかない。ビビってしまい、逃げる勇気が出ない人もいるだろう。結果的に逃げ遅れて、過労死や自殺…。そんなの嫌だよね。ということで、人生の正しい逃げ方を考えてみようではないか。

邪魔をする3つのバイアス

クラゲ

そもそも、なぜ逃げるのが下手なのであろうか?過労死や自殺するほど深刻な状況なのに、なぜ逃げれないのであろうか?

それはバイアスがかかっているからである。特に3つのバイアスに注意したい。

現状維持バイアス

大きな状況変化ではない限り、現状維持を望むバイアス。未知なもの、未体験のものを受け入れず、現状は現状のままでいたいとする心理作用のこと

引用:現状維持バイアスとは – はてなキーワード

変化よりも、現状を好むバイアス。

損失回避バイアス

利益から得られる満足より同額の損失から得られる苦痛の方が大きいことから、損失を利益より大きく評価する人間心理のことをいう。

引用:コトバンク

利益よりも損失を避けたがるバイアス。人は1万円もらえる機会よりも、1万円失う方を嫌がる。

サンクコスト(埋没費用)

事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと

引用:Wikipedia

つまり回収不能な労力・資金のこと。このサンクコストには罠がある。埋没費用効果。別名コンコルド効果と呼ばれるものだ。

ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とする。

引用:Wikipedia

「2年間学校に通ったんだから、今やめたらもったいない。あと1年通えば卒業なのに…。」

「資格も取って、いい大学出て、やっと就職できたんだろ。せっかく仕事を覚えてきたのに、今やめたらもったいないじゃないか。もう少し頑張れよ。」

こんなセリフ聞いたことはないだろうか?あなたを引き止めようとする人が使う言葉である。

サンクコストに関しては、「もったいない」という感情を捨てることが大切である。損失と分かっているのなら、それ以上増やさないようにすべきである。もがけばもがくほど、損失は大きくなっていく。きっぱりと諦めることが肝心である。

しかし人間には現状維持バイアスと損失回避バイアスとある。損失を認めることは、損失を被り続けることよりも苦痛なのだ。

人生の損切り

暴落

「損切り」というのは、トレードの専門用語。損失をこれ以上膨らませないために、小さいうちに損失を確定させることである。株価が暴落しても、損切りがしっかりできる人は、損失が限定される。小さい損は被るが、大きな損にはならない。

人生にも損切りが必要だ。人生に致命的なダメージが出るまで、損を伸ばしてはいけない。立ち直れなくなる。小さいうちに、損切りしないといけない。早く損切りすれば、立ち直りやすい。大ダメージを受けて再起不能が一番マズイのだ。

諦めたら試合終了。諦めなかったら人生終了。

こういうことを言うと、最近の若者はすぐ逃げるだとか、根性がないとか言われる。某漫画にも「諦めたら試合終了」というセリフがあり、世間に浸透しているくらいだ。

でも人生の損切りをしないと大変なことになる。「早く諦めないと人生終了」なのだ。あなたの大事な人生を、他人の一言や漫画の一コマで左右されてはいけない。決めるのはあなただ。

正しい逃げ方

さて、ここまできて、やっと本題に入ろう。正しい逃げ方を考えてみよう。

今回は主に学校や職場からの逃げ方を考えてみる。どうやって逃げればいいのだろう。

走る

学校・職場から逃げるには?

家族に頼る

親や兄弟、配偶者に頼ること。やはり第一に家族である。家族は利害関係を超えた存在であり、真っ先に頼るべきである。

しかし、もし家族が反対してきたらどうするのか?

全力で説得しよう。彼らにも現状維持バイアスや損失回避バイアスがある。親からすれば、今までの教育に大金がかかっている。バイアスがかかるのは当たり前だ。

しかし自分はもう限界であり、これ以上は耐えられないと切実に訴えることだ。まともな人なら、あなたの身を一番に考えてくれる。一緒になって、解決法を考えてくれるはずだ。学校や職場を辞めたあとも、家族が支えになってくれれば心強い。再スタートもしやすいはずだ。

ちなみに家族に迷惑かけてしまうなんてことは、考えなくていい。あなたが死ぬほうが迷惑だ。

親友・恋人に頼る

親しい友人や恋人なら、あなたの相談にものってくれるだろう。場合によっては新しい仕事や人脈を紹介してくれるかもしれない。

ただし、よほど仲のいい人以外は信用してはいけない。自分の内情を打ち明ける人は慎重に選ぶべきだ。あくまで他人だと言うことを忘れずに。世の中には、親友面してあなたを騙そうとしている奴らがいっぱいいる。彼らにとっては、あなたが弱っている時は、チャンスである。

病気

もしなんらかの病気の疑いがあるなら、診断してもらおう。診断書が貰えれば、簡単にやめられるだろう。場合によっては労災として認定されるかもしれない。鬱病などの精神病なら、すんなりやめられる。詮索もしてこないだろう。

バックレ

法律に違反しないのであれば、問題ない。学校や会社に行かなくなったところで、逮捕されるわけではない。生死が関わっている時に、倫理などは関係ないのだ。

ただし仕事のバックレは損害賠償に発展する可能性がある。法律をよく知った上で判断する。訴訟リスクが嫌ならば、退職届をちゃんと出してから、退職する。退職届を拒むことは企業にはできない。

法律

あなたを守ってくれる法律が存在する。ちゃんと調べておこう。僕もそこまで詳しくないが、まとめてみたので参考にしてみては。

民法第628条

「まず、期間の定めのある労働契約(※1)の場合ですが、『やむを得ない理由がある場合』は即時に退職ができるとされており(民法第628条)、セクハラやパワハラはここでいう『やむを得ない事由』に当たるとされています。

次に期間の定めのない労働契約(※2)の場合ですが、即時退職を定めた法律上の規定はありません。しかし、セクハラやパワハラにより心身に危害が及びそうな場合は、緊急避難や公序良俗といった法律の一般原則の趣旨から、即時退職は当然に認められると考えられます。

引用:https://doda.jp/careercompass/compassnews/20140724-9760.html

セクハラ、パワハラを受けている場合は、即時退職可能らしい。

労働基準法第15条

また、期間の定めのある/なしにかかわらず、労働契約を結んだときに明示された条件と、実際の労働条件が異なっていた場合にも、即時退職が認められています(労働基準法第15条)。サービス残業の強要、有給休暇の取得拒否、基本給の一方的なカットなどが、本条に基づく即時退職が認められる場合の代表例でしょう」

引用:https://doda.jp/careercompass/compassnews/20140724-9760.html

ブラックな労働条件ならば、即時退職可能らしい。

言ってしまえば、今問題視されている、サービス残業の強要、パワハラ、セクハラなどは、即時退職できるらしい。社内規則で退職届を2週間前に出さなくてはいけないなんてあるかもしれないが、これらに当てはまるなら別のようだ。気になる人は、社労士や弁護士に相談してみるのがいいと思う。

これらの法律を知っていれば、会社から脅されてもビビることはない。むしろ威圧的に来た場合は、あなたの判断は間違っていなかったということだ。そんな会社辞めて正解である。

だがもし脅されたときのために、証拠は取っておこう。日記をつけておいたり、メールを保存しておく。交渉の際は、ICレコーダーをポケットに忍ばせておくのもいいだろう。証拠があれば、より安心して逃げられる。

逃げた後

学校

逃げた後が心配という人もいるだろう。だが日本社会の受け皿を舐めてはいけない。これらを知っておけば、逃げやすくなるだろう。

通信制高校

通信制高校なら、人と接触する機会は極端に減る。学校に通うのは、月に数回だけだ。それでも高卒資格はちゃんと取れる。

通信制高校の資料を一括で請求できるサイトもある。便利なので活用してみるのもいいだろう。

ズバット通信制高校比較

高卒認定試験

わざわざ高校に行かなくても、高卒資格は取れる。高卒認定試験はそれほど難しくはないらしい。高卒認定試験の塾も存在する。家で勉強できない人は、そこへ通ってもいい。もし合わなくても、塾なので気軽にやめられるだろう。

この塾が良いか悪いかは分からないが、一応載せておく。

四谷学院高認コース

 失業保険

皆さんご存知の制度。再就職支援のために支払われる。以下の2つの条件を満たせば受け取れるらしい。

1つ目は雇用保険の加入期間です。まず在職中に雇用保険に加入していたことを前提にしますと、退職した日からさかのぼること2年間のうちに被保険者期間が通算12ヶ月以上あることが条件となります

引用:http://taisyoku-shitara.com/shitsugyo-002.html

 

■ 就職したという積極的な意思(気持ち)がある。
■ いつでも就職できる能力(健康状態・家庭環境)がある。
■ 積極的に求職活動を行っているが就職できないでいる。

この3つの中で該当しないものが1つでもあると失業保険を受けることができません。

引用:http://taisyoku-shitara.com/shitsugyo-002.html

この失業保険、自己都合よりも会社都合で退職となった場合のほうが多くもらえる。上述した、労働条件の相違により即時退職した場合なら会社都合と認められる場合が多いそうだ。

参考文献:シツホ

他にも色々と細かい決まりがあるので、詳しく知りたい方はハローワークのサイトもチェックしてみてはいかがでしょうか。

ハローワークインターネットサービス – 雇用保険手続きのご案内

就職者支援制度

失業保険が受け取れない人は、就職者支援制度を活用する。

・求職者支援制度とは、雇用保険を受給できない求職者の方(※1)に対し、
(1)無料の職業訓練(求職者支援訓練)を実施し、
(2)本人収入、世帯収入及び資産要件等、一定の支給要件を満たす場合は、職業訓練の受講を容易にするための給付金(サイト内リンク 職業訓練受講給付金)を支給するとともに、
(3)ハローワークが中心となってきめ細やかな就職支援を実施することにより、安定した「就職」を実現するための制度です。
(※1 雇用保険の適用がなかった方、加入期間が足りず雇用保険の給付を受けられなかった方、雇用保険の受給が終了した方、学卒未就職者や自営廃業者の方 等)
・求職者支援訓練の認定基準、給付金の支給要件や支給額等は、審議会での議論及び所要の手続きを経て定められています。

引用:厚生労働省

世帯収入や資産額によっては、職業訓練受講給付金が支給される。月額10万円。審査があるので、ハローワークで相談しよう。

お金問題

お金

お金がないと不安である。再スタートするまでは、お金を節約することを心掛けたい。どうすればいいのか考えよう。

実家に戻る

実家暮らしなら家賃が浮く。これだけでかなり助かるはずだ。家族に頼ることのメリットは計り知れない。戻れる人は戻ろう。生死がかかっている時は、自立しようという考えは横に置いておくこと。生きることを優先しよう。

家賃の低い所へ引っ越す

家庭の事情で、実家に戻れない人もいるだろう。貯金があるなら別だが、いつ再就職できるか分からない状況では、家賃が安いところに引っ越したほうがいい。生活レベルを一つ下げるのだ。これができないで、借金まみれになる人は沢山いる。プライドは捨てよう。

運動する

健康が一番の節約である。適度に運動しよう。自発的に外出するようにする。ウォーキングやジョギングならお金はかからない。

酒、タバコ、ギャンブルなどは一切やめる

この際、一切辞めることをおすすめする。少なくとも再スタートするまでは、やめたほうがいい。中毒になれば、お金があっという間に減っていく。無職になれば、やることがないので、誘惑に負けやすい。昼間から酒に溺れてしまい、抜け出せなくなる人は山ほどいる。闇金ウシジマくんに出てくる登場人物になりなくなかったら、やめること。

借金しない

どんなに苦しくても借金だけはしないこと。無収入なのに借金したら、苦しむのは目に見えている。絶対にやめよう。

世の中には、ローンを紹介することでお金を儲けている人がいるので、気をつけてほしい。甘い話には気をつけて。

奨学金も名のいい借金だ。目一杯借りると、奨学金地獄へ陥る。進学の際は、できるだけ借りずに、バイト代から学費を捻出しよう。

生活保護

最終手段として、生活保護がある。あまり利用したくはないだろうが、生死が関わっているときには四の五の言っていられない。借金がある場合は、自己破産もしよう。

受給資格

かなりざっくりとしたリストです。

  • 貯金、資産がない
  • 病気など、何か理由があって働けない
  • 助けてくれる身内がいない

詳しいことは、区役所や市役所で相談する。電話してみるのもいいと思います。

仕事問題

仕事

貯金があり、学歴やスキルもあるという人は、仕事をゆっくり探せる。羽を伸ばすのもいいだろう。

しかし貯金もない、学歴もない、スキルもないという人はどうしたらいいのだろうか?

昨今は人手不足で、スーパー、コンビニ、飲食店など、バイトは山のようにある。中卒ですら、すぐに雇ってくれる。

そこでこう考えてみてはどうだろうか?

当面は、生きていけるだけのお金を得られればいい。バイトして必要最低限の生活費だけ稼ぐのだ。そうしておいて、残りの時間で再スタートの準備を着々と進めるのだ。資格をとるなり、スキルを身につければいい。君の人生長い。焦らなくていい。淡々と歩もうではないか。

就活を続けてもいいし、フリーを目指すなら、自宅でできる仕事を覚えてもいい。

【転職向け】

マイナビエージェント

リクルートエージェント

【アルバイト・パート】

タウンワーク

メンタル問題

読書

無職というのは落ち込むだろう。社会から自分が見捨てられているように感じるかもしれない。だが腐ってはいけない。

役立ちそうな本を紹介しておく。座右の書となれば、心強い。

悩みに対する思考法や人生哲学の本。

技術習得のための本。メンターとの関係性。修業期の乗り越え方など。

最後に

主に学校・職場から逃げることを考えてきた。ちなみに僕の場合は、運良く家族に恵まれたので、家族の理解が得られた。サポートもしてくれた。感謝しかない。

人によっては、家庭環境が悪くて、家族から逃げたいという人もいるだろう。次回、機会があれば、そちらを掘り下げたいと思う。

色々と考えてきたけど、正直これが正しい逃げ方なのかは分からない。僕の認知バイアスが入っているだろうし、人によって対処法も違うだろう。夢も進路も十人十色。君だけの正解を見つけて欲しい。

あと最後に一つ。これだけは確実に言える。「どんな辛くても、君が生きていることが正しい」何かあったら、生きることを優先してね。過労死とか自殺が無くなればいいね。

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