ゴジラがかわいい!でも孤独。かわいそうな「シン・ゴジラ」の存在意義とは?

ゴジラ

ついにテレビ朝日で地上波初登場となった「シン・ゴジラ」。

僕も見ていました。ふと思ったことが2つ。

  1. ゴジラかわいいな。
  2. ゴジラ孤独だな。

ゴジラって勝手に生まれて、よくわからないまま上陸し、誰からも同情されず、ひとりぼっち。人類の天敵とされ、集中攻撃されて死んでいく。

そう考えると実はかわいそうなやつなんじゃないのか?

ゴジラの存在意義とは?

戦後間もない頃、人類への警鐘のために作られた「ゴジラ」。

シリーズも続々作られた。シン・ゴジラでもテーマは受け継がれている。

か、かわいいじゃん

ゴジラの第二形態、通称「蒲田」。蒲田をこの形態で這いずり回るためこう呼ばれている。

この蒲田くん、やたら人気ある。ウーパールーパーにもどことなく似ている目。憎めない深海魚感と両生類感。

血をドバドバとエラから垂れ流しているのはドン引きだけど、そこを除けばペットにしたいくらい。

そう、かわいい!!

この時点でちょっとゴジラに感情移入してしまう。

ゴジラ攻撃される!かわいそう

そしてしばらくして、あの超怖い形態になる。悪魔じゃん。

でも蒲田くんの残像が残っている。

そこへヘリから機関銃攻撃。ここで思う。

「か、かわいそう……」

そういえば、あいつ何にもやってなくね。ただ歩いてるだけじゃね。

いや、しかしあいつは人を殺しまくっている。ビルも壊しまくっている。この感情は抱いてはいけないものなのでは?

人の葛藤をよそにピンピンしているゴジラ。思ったより頑丈だったのです。

総攻撃で死亡

結局人類の総攻撃を受け、最終的には劇薬を経口投与され死亡。

人類は助かった。めでたしめでたし。

しかしゴジラよ……お前はただ歩いていただけだよな。なのに殺されたんだよな。

ゴジラの憂鬱

ゴジラは生まれてからひとりぼっち。誰も友達がいない。しかも人類の廃棄物で怪物になっていまっている。自ら望んだわけではない。

特に何も考えずに歩いていたら都会に出てしまい、そこに住んでいた人類に攻撃される。

確かにゴジラは災害だ。街を破壊し、人を殺した。しかしゴジラには全く悪意はなくただ歩いていただけだ。

そう、ゴジラは我々人類よりもはるかに上の次元の生物。

人間が道を歩いていて蟻を踏み殺したところでなんとも思わない。

ゴジラにとって人間は蟻である。

殺されたゴジラからすれば、「え、俺何かした?」と言う感じだろう。

「なんで俺こんな目にあってんの?ワケワカメーーーー!」って感じで死んじゃったんだと思う。

そもそも人類が捨てた放射性廃棄物から生まれたのがゴジラだから、人類の自業自得な訳です。

ゴジラ悪くなくね?

そう、最初の感情は間違ってなかった。ゴジラかわいそう。これはあっている。

ゴジラは原爆・原発を意識して作られた

そもそもゴジラが生まれたのは、戦後だった。広島や長崎に原子爆弾が落とされた記憶まもない頃。アメリカがビキニ環礁で水爆実験を繰り返していた時代である。

あきらかに原爆を意識して作られた映画が「ゴジラ」である。人間の科学技術のダークサイドであるゴジラは、人類に天誅を下す。

言ってしまうと「人類=愚か者」ということです。

そして時は流れ、2011年。原子爆弾の記憶が原発事故へ入れ替わった。

シン・ゴジラも当然原発を意識して作られた。そもそものゴジラの存在意義が人類への警鐘である。

原発の記憶が新しい2016年にゴジラは大ヒットした。(わかったことはゴジラは放射能の事件があるとヒットするということだ。)

まぁ、でもね、よくよく考えて欲しい。放射能もろに浴びたのはゴジラなんだよ。一番かわいそうなのはゴジラなんだよ。

脱ぼっちしたい人へ

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